2009年04月15日
童謡はウルルン
子供のころに口ずさんだ 童謡 を あなたは覚えていますか?
「和尚さんと歌いましょう~出前歌説法」 というのに行ってきました。
南慧昭(えしょう)大和尚は大分市内にある勝光寺のご住職です。
全国各地からのリクエストに応えて 自ら出掛けて行っては
自作の歌や 懐かしい童謡などを みんなでいっしょに歌いながら
いつのまにかお説法をやさしく伝えておられるのです。
http://www.esho.jp/
自然をテーマにした 和尚自作の美しいメロディーをいくつか楽しんだあとには
昔懐かしい童謡が数曲用意されていました。
「さあ みんなで歌いましょう! ハイ! いち・に・さん!」
<いい歳をした オジチャンやオバチャン> の私たちは
気恥ずかしくて 初めは何となく声がこもりがち。
ところが 徐々に周りから 本気の歌声が聴こえてくるのです。
烏なぜ啼くの 烏は山に
可愛い七つの 子があるからよ
可愛い可愛いと 烏は啼くの
可愛い可愛いと 啼くんだよ
山の古巣へ いって見て御覧
丸い眼をした いい子だよ (七つの子)
声を出して歌っていたら 何故か ここで胸が熱くなってしまいました。
志を はたして
いつの日にか帰らん
山はあおき 故郷
水は清き 故郷 (ふるさと)
もう駄目です。
何時か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで見ていると
やさしい母さん 思われる (みかんの花咲く丘)
ただ覚えたままに童謡を口ずさんでいた子供のころには まったく気づかなかったけど
年齢を重ねた今になって ようやく
詩のひとつひとつに意味があること 想いがあること
童謡は大人のものかもしれない
と ウルルンしながらそう思いました。
「和尚さんと歌いましょう~出前歌説法」 というのに行ってきました。
南慧昭(えしょう)大和尚は大分市内にある勝光寺のご住職です。
全国各地からのリクエストに応えて 自ら出掛けて行っては
自作の歌や 懐かしい童謡などを みんなでいっしょに歌いながら
いつのまにかお説法をやさしく伝えておられるのです。
http://www.esho.jp/
自然をテーマにした 和尚自作の美しいメロディーをいくつか楽しんだあとには
昔懐かしい童謡が数曲用意されていました。
「さあ みんなで歌いましょう! ハイ! いち・に・さん!」
<いい歳をした オジチャンやオバチャン> の私たちは
気恥ずかしくて 初めは何となく声がこもりがち。
ところが 徐々に周りから 本気の歌声が聴こえてくるのです。
烏なぜ啼くの 烏は山に
可愛い七つの 子があるからよ
可愛い可愛いと 烏は啼くの
可愛い可愛いと 啼くんだよ
山の古巣へ いって見て御覧
丸い眼をした いい子だよ (七つの子)
声を出して歌っていたら 何故か ここで胸が熱くなってしまいました。
志を はたして
いつの日にか帰らん
山はあおき 故郷
水は清き 故郷 (ふるさと)
もう駄目です。
何時か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで見ていると
やさしい母さん 思われる (みかんの花咲く丘)
ただ覚えたままに童謡を口ずさんでいた子供のころには まったく気づかなかったけど
年齢を重ねた今になって ようやく
詩のひとつひとつに意味があること 想いがあること
童謡は大人のものかもしれない
と ウルルンしながらそう思いました。
Posted by 石津純江 at
12:59
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2009年04月01日
マニュアル
ある土曜日の午後のことです
広い郵便局の中は ひと気も疎らで ガラ~ンとしておりました
切手などを販売するカウンターには
いつものように順番を待つ整理券発行機が置いてあり
さすがにこの日は その3台とも ”待つ人”を示す赤い数字が ”0” を示していました
と そこへひとりの老婦人がゆっくりとカウンターに近づきました
「あの~ はがき。。。」
「はい、はがきをご購入ですか?」
「は?」
「はがきをゴコウニュウですか?」
「ああ ええ はい。。。」
「それでは先ず整理券をお取りになってそちらに掛けてお待ちください」
「は? んん~もう そげんヤヤコシカなら もうよか!!!」
何か云ってあげようと思った私は
あまりにも不愉快そうな その方の表情を見て 遠慮してしまったのです
誰もいなくて しかも そのはがきや切手を売ってるカウンターですぞ!
習ったマニュアルと少しでも違ったら処刑されるのでしょうか?
先日も或る高校の卒業式で
未納があるからと 生徒に卒業証書を渡さないという出来事がありましたね
知られていない事情はいろいろあるでしょうが
事前に大人たちが どうとでも出来たはずだと思うと 残念でなりません
「これも教育の一環です!」 とのコメントには 言葉を失いました
<情け> とか <おもいやり> は どこへ行ったのでしょう
あのとき先生が頑張ってくれて 自分にもちゃんと卒業証書を渡してくれた
心が痛んでいる生徒に
たったこれだけの こんな思い出さえあれば
きっとこの子の将来は いい色になる そして輝く
そんなこと ふと感じた午後でした
広い郵便局の中は ひと気も疎らで ガラ~ンとしておりました
切手などを販売するカウンターには
いつものように順番を待つ整理券発行機が置いてあり
さすがにこの日は その3台とも ”待つ人”を示す赤い数字が ”0” を示していました
と そこへひとりの老婦人がゆっくりとカウンターに近づきました
「あの~ はがき。。。」
「はい、はがきをご購入ですか?」
「は?」
「はがきをゴコウニュウですか?」
「ああ ええ はい。。。」
「それでは先ず整理券をお取りになってそちらに掛けてお待ちください」
「は? んん~もう そげんヤヤコシカなら もうよか!!!」
何か云ってあげようと思った私は
あまりにも不愉快そうな その方の表情を見て 遠慮してしまったのです
誰もいなくて しかも そのはがきや切手を売ってるカウンターですぞ!
習ったマニュアルと少しでも違ったら処刑されるのでしょうか?
先日も或る高校の卒業式で
未納があるからと 生徒に卒業証書を渡さないという出来事がありましたね
知られていない事情はいろいろあるでしょうが
事前に大人たちが どうとでも出来たはずだと思うと 残念でなりません
「これも教育の一環です!」 とのコメントには 言葉を失いました
<情け> とか <おもいやり> は どこへ行ったのでしょう
あのとき先生が頑張ってくれて 自分にもちゃんと卒業証書を渡してくれた
心が痛んでいる生徒に
たったこれだけの こんな思い出さえあれば
きっとこの子の将来は いい色になる そして輝く
そんなこと ふと感じた午後でした
Posted by 石津純江 at
16:25
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