博多の地で下着を製造販売し続けて25年。ある日、ハンデを背負う一人の女性との出会いをきっかけに「体が不自由でも一人で着れる下着」「幸せになる下着」を作ろう!と思い立ちました。女性としての喜びを忘れない、その思いを下着に託しつつ我が人生も彩りたい、そんな日々を綴ります。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2007年02月07日

阿蘇の「 冬あかり 」


博多の町から180キロくらい離れた南阿蘇へ
愉快な仲間 チョイワルの男女混合5人組は出発したのです。

今夜のお泊りは 楽しみにしてきた お気に入りの宿。
美しい女主人とは久しぶりの再会で 
いつものように まるで実家に帰ってきたような
押し付けがましくなく さりげないおもてなしの心が嬉しい。

このお宿は 1組しか泊まらない 宣伝もしない不思議な空間なんです。

やがて西の空が真っ赤に輝く太陽で染まり始めると
お洒落なグラスに注がれたシャンパンが 
テラスに横たわる ロマンティックなジャグジーバスにそっと運ばれ 
私たちはグラス越しの美しい夕日が ゆっくりゆっくりと沈んでしまうまで 
「こんな贅沢いいのかしら?」 と同じセリフを繰り返すのです。

夕食の前に運動がてら 今回の目的のひとつ 
「 ライトアップイベント冬あかり 」を見物に行きました。

阿蘇郡西原村に馬頭山という小高い丘があるんですけど
町の人達 大人や子供みんながそれぞれ思い思いに手づくりした
色とりどりのキャンドルシェードが2600個
ひとつひとつに点火されたろうそくの火は
夕闇にぼんやりゆらゆら なんとも幻想的です。。。。。

ゆったり奏でられるシンセサイザーの生演奏が会場いっぱいに流れ
  私たちを更に夢の世界へと誘うのです。

こんな手づくりの小さな村まつりに出会えるのも
  旅の楽しみの一つです。

朝寝坊した翌日は 夫婦で南阿蘇の住人になってしまった友人と嬉しい再会。
この土地では新参者でありながら 
もう既に地元でインタープリターなどの活動を始めていて
まるで初めからずっとここで生きてきた人みたいに
この村の歴史や 素晴らしさを語るんです。

団塊の世代 第2の人生を選んだ彼は
驚くような順応性と 人への優しさに満ちて
  いい笑顔を返してくるその瞳は きらきらと輝いていました。  


Posted by 石津純江 at 20:37Comments(0)