博多の地で下着を製造販売し続けて25年。ある日、ハンデを背負う一人の女性との出会いをきっかけに「体が不自由でも一人で着れる下着」「幸せになる下着」を作ろう!と思い立ちました。女性としての喜びを忘れない、その思いを下着に託しつつ我が人生も彩りたい、そんな日々を綴ります。

2006年10月31日

ちょっとだけ思いやり

お天気の良かった日曜日は たまたま祖母の月命日だったので
母を乗せて郊外の山の上にある墓地の方へ
  少し早い秋のドライブを楽しみました。

途中コンビニに立寄ったり 花屋へ寄ったり。。。
墓地に着いた途端 「あっ ステッキが無い!」 と母。
今日の行程を逆に辿りながら尋ねてまわりましたら
結局初めのコンビニに置いてあり 若い店員さんが
ニコニコしながら待っていてくれたんです。
足が不自由な母にとって ステッキは何より大切なものです。
でも コンビニのあとステッキ無くても気づいてなかったのは
「少しは良くなっている」 と密かにホッとするんですよね。

帰り道「ごめんなさい トイレ。。。」というので
目にとまった BOOK OFF に緊急に車を停め お借りしました。
ニコニコしながら店から出てきた母が
「気持ちよく 貸してくださったのよ」 というんです。
これまた若い男性の店員さんが 母の手をひくように親切に
トイレまで連れて行ってくれたとのこと。

こんな小さな思いやりのおかげで 
母の「情けない」思いを跳ね除け 夕食は美味しいし、
「今度はゆっくりBOOK OFF に行こうね」なんて
   会話も弾むんですよ。



Posted by 石津純江 at 14:04│Comments(2)
この記事へのコメント
何かと暗い話題が多い世の中で、
とってもホッとする温かいお話し、とっても素敵です。
まだまだ日本も捨てたもんじゃないですね(^^)
Posted by 応援隊長@悪魔のソース「博多んぽん酢」応援隊 at 2006年11月02日 23:50
メッセージありがとうございます。
コメントの承認が遅れまして大変申し訳ありませんでした。
人の温もりは身にしみるものです。感謝の気持ちでいっぱいです。
Posted by 石津 at 2006年12月10日 01:04
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