やさしい言葉
昔むかしの若いころ 手のひらのコインを数えながら
「これだけしかない」 と思うと悲しくなるから
「まだこれだけある」 と自分を奮い立たせたものです。
同じような経験をお持ちの方もあるのではないでしょうか。
冷蔵庫の野菜をみて
「キャベツと玉ねぎしかないわ」 と思うより
「キャベツと玉ねぎだったら 一品出来るわ」 と思えば
工夫する知恵が生まれてくるというものです。
「ある」 と
「ない」 では
ひとの気持ちに大きな違いがありますよね。
「高齢者は働くしか才能がない。。。」
といって攻撃を受けた人がありましたが
言いたいことがもっとあったでしょうに
うまく伝わらなかったんじゃないかと少し残念な思いがします。
「高齢者とはいってもまだまだ能力は十分に蓄えてる
この能力をそれぞれの分野で生かす場が必要。。。」
こんな意味だったんでしょうか。
「あなたにはこれしかない」 といわれるより
「あなたにはこれがある」 といわれたほうが元気が出そうな気がします。