博多の地で下着を製造販売し続けて25年。ある日、ハンデを背負う一人の女性との出会いをきっかけに「体が不自由でも一人で着れる下着」「幸せになる下着」を作ろう!と思い立ちました。女性としての喜びを忘れない、その思いを下着に託しつつ我が人生も彩りたい、そんな日々を綴ります。

2009年07月30日

いろんなオジサマ

中洲の下着屋 ある日のことです。

  「ちょっと見ていい?」
自動ドアが開いて 胸のバッヂがキラキラ輝く立派なスーツの紳士。

  「美術館じゃないよ」といっても仕方ないので 「えっ?」

  「すっ すっ 凄おいい~~い!!!」
こんな方は珍しいわけではありません。 感動は自由。

  「もういいじゃない。。。」 と相方がお迎えに。

オジサマは相方を無視したまま 
  「うわあ~! うわあ~!」 と一つずつ触ってみてから
  「ねえねえ こっ こっ こんなの売れるのお~?」 
      まるで取調べでもするように 大声で私に詰め寄る。

(このところの中洲は 水害には脅かされるし選挙は始まるし 大変なんだ。
    お姉さん怒らしたら怖いよ。。。)

  「ちょっと派手だけど みんなフツーですよ~。」 ニコッ。face07

その紳士の顔は 眉間の深いしわと 私を問い詰める眼が平行になって
    眉毛といっしょに縦になっておりました。

 そうして  「ウッソ~~~~~~~ッッッ!」

     ぶってやろうか!!!




つい最近 この蒸し暑さの中 天井のエアコンが故障しました。

お客さまに申し訳なくて スタッフは皆
  「申し訳ありません」 「ごめんね」 などといっては
祭りでもらったうちわでお客さまを仰いだりしておりました。

   「いいよ そんなことしなくても 大丈夫だよ」
   「君たちも大変だね」

汗を拭きながらお買い物を楽しまれ
おまけに帰り際 振り返っては
   「また来るよ」 なんていってくださるんですよ。

 icon142  中洲でいい時間を過ごすオジサマはやっぱり心が広いわっ!!! icon151









Posted by 石津純江 at 18:26│Comments(0)
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