博多の地で下着を製造販売し続けて25年。ある日、ハンデを背負う一人の女性との出会いをきっかけに「体が不自由でも一人で着れる下着」「幸せになる下着」を作ろう!と思い立ちました。女性としての喜びを忘れない、その思いを下着に託しつつ我が人生も彩りたい、そんな日々を綴ります。

2013年01月16日

教育の場

福岡市にある精華女子高等学校吹奏楽部
本格クラシックの演奏はもとより
   マーチングバンドや バトンワーリングなどの完成度の高さで
   これまで多くの賞を総なめにしていて
   全国にその名を知られています。

三年生の卒業を意味する定期演奏会
   先日お邪魔しました。


女の子ばかりなのに
トランペットのソロは透きとおった豊かな音色を響かせ
激しいパーカッションはキレのいいリズムをたたき
そして あの大きなチューバまで 難なくこなしてしまい
とても女学生とは思えません。

力強い彼女たちが 女学生らしい可愛らしさを見せたのは
    第2部のポップスステージです。

    卒業していく三年生が徹夜で手づくりしたという全員の衣装は
     ディズニーキャラクターのオンパレード。
        一人一人が元気いっぱい 伸び伸びとして愛らしい。


会場は手拍子やら拍手やら どんどん盛り上がります。

演奏会の締めくくりは 
     153名全員の きりっとした日本一のマーチングバンドです。
                     そして 
     友人や先生、それに家族に対して これまでの感謝に溢れた
                三年生の部長のあいさつでした。



このところ 高校の部活での悲しい出来事が 
    毎日ニュースになっています。

私が 母校の名誉 を意識したのは
 卒業してずっと経って すっかり大人になってからじゃなかったなあ。。。
学校の名誉 を 大人は押し付けてませんか?


教育の場での厳しさには 愛が欲しいですね。


   演奏を聴いているあいだ  ずっと耐えることなくそこにあった

           少女たちの一生懸命と

        あの屈託のない 純粋な ニコニコ笑顔が
  
  


              私の胸を強く打ちました。



     icon65   icon65   icon65   icon65   icon65   icon65






  


Posted by 石津純江 at 21:48Comments(0)

2012年07月03日

優しさはそっと

銀行のATMの前には 
   順番を待つための青いロープ
   ぐるぐると 蛇行するようにセットされていました。

時々 迷路のように感じることもありますよね。

私は1人の女性の次に 順番を待っていたんです。

ふと 私たちの列の外側に よろよろと
      一歩また一歩 あまりにもゆっくりと
      老夫婦が二人で支えあうように そおっと 歩み寄ったんです。

通帳に記帳する方の機械に ご用があるのかな?と
     何となく そう感じていました。
   

さて 私の前に並んでいた女性の番。

彼女がATMに進み出る そのとき 

老夫婦が二人で一列になって お洋服を掴みながら 
    その空いたATMに ゆっくり ゆっくり向ってきます。
    一冊の通帳が おじいさんの手にありました。


女性はハッと立ち止まり 静かに一歩引き下がって そっと順番を譲りました。

ご夫婦の方は このことに気付いてない様子。


すぐに次の順番が来たので
    私は  どうぞどうぞ  と 彼女に目で伝えました。
    今度は私が 引き下がる番です。

ところが そのひとは とびきりの笑顔で このうえもない優しい目を細めて
    私の耳元に ささやきました。


     わたし 急がないから。。。


満たされたような 微笑みを湛えて 
    そのひとは 私の後にまた並んだのです。


      こんなひとのことを  美人  というんだと
        帰り道 何度もそう思いました。
 


    icon122  icon122  icon122  icon122  icon122

  


Posted by 石津純江 at 01:47Comments(0)

2012年04月24日

クリクリ坊主

久しぶりに 青空が広がって 気分がいいので
   東の方に向って車を走らせました。

関門橋のあたりで一休み
   景色を楽しもうと めかりパーキングエリアに降りていきました。

この時期 もう慣れっこになった黄砂が 多少は邪魔するものの
   やはり 空は高くて 青くて
      大きな外国の船が泳いだあとには
      長い白い波が2本 ずうっとその証拠をいつまでも残しています。
 
   コーヒーをおかわりして
   関門海峡を挟んでも なお手の届きそうな下関や 
   レトロがいっぱいの門司の町並みを遠く眺めてから
私はさっき停めた車のところへ 歩いて行きました。


    ベンチの傍を通り抜けるとき 
        そこにお行儀良く座っている
        制服の男の子たちにハッと目が止まります。

     多分 この春中学生になったばかりで
        ちょっとブカブカの 黒の学生服をきちんと着たその子達は
        全員が まるで計ったように同じ頭 青青とした マルコメ味噌!!

     今日は 春の遠足なのか 配られた大きなお弁当をひざに広げて
        それが落ちないように気を配りながら ほおばっています。

       こんにちはっっ!!!

             1人がそういうと  次の子が また次の子が

       こんにちは!   こんにちは!     

      
       こ こんにちはあ。。。   
             思わず私も ごあいさつしないわけにはいきません。


     

       あの澄んだ瞳が あまりに純粋で あまりに可愛くて
          
               忘れてしまっていた純真を  。。。

       なぜか胸がきゅうんと痛くなって 熱くなってしまいました。
   





   


Posted by 石津純江 at 23:01Comments(0)

2012年04月04日

桜に寄せて

春の嵐が去って 一転 
   今日は穏やかな 澄みきったお花見日和です。
お日さまがいっぱい注いだ 薄いピンクのソメイヨシノは満開で
   ひととき 平和の有難さを感じます。

昔むかしの若いころ 住宅街を散歩していたら
   どこからか甘い香りが漂い つられて辿った一軒のお宅。
   庭の垣根から真っ白いくちなしの花が数本 
      香りの主でございました。
    
   奥さまらしい女性が 手入れをしています。

           「あの 一枝頂けませんか?」

           若かったし あつかましかった!

   その人は にっこりと優しい微笑を添えて 一本のくちなしをくれました。

コップに挿したこの一枝の 豊かな香りが
    勉学とアルバイトにいっぱいいっぱいの 殺風景な小さな部屋を
    ゴージャスなスイートルームにしてくれたこと 
         今でも時々思い出すのです。



ご近所の櫛田神社境内では 
    多くの花々が 毎年その季節を伝えてくれます。
その中の一本の木に 短冊が吊り下げられているのに気付きました。

 
       「 花どろぼうも 泥棒です 」



   icon48   icon48  icon48  icon48  icon48  icon48  icon48  icon48  icon48
  


  


Posted by 石津純江 at 12:55Comments(0)

2012年01月11日

日本銀行

五千円札を濡らして 見事 真っ二つに破いてしまったのは母でした。face12

  「大丈夫 銀行で換えてくれるから。。。」  と私は窓口へ。

  「サイズが微妙に小さくなっていまして
    しばらく日にちを頂くことになりますが
    日本銀行へいらっしゃれば すぐに交換してもらえますよ。」

破いた上に アイロンで乾かすなどするもんだから 
  縮んで ボロボロになっておりました。


     「日本銀行?!!!」


     「い 行きます! 日本銀行!」


(行ったことないよ~~~日本銀行! どんなとこ?)

小雨のうっとおしさも何のその
   その足で 一目散に 街の中心にある日本銀行へ。


クラシックな入り口には 丈夫そうなガードマン。
    
   「あの お札が破れて。。。」

総てを聞くまでもなく 私が強盗ではないとみた彼は
   にわかに優しい笑顔になって ドアを開け 
       丁重に 中に招き入れてくれました。


白い天井は高く 窓口にはクラシックな鉄格子がシンプルなデザイン。
  客の数より ガードマンの方が多い。。。 
     ドキドキムードが充満します。

洋画に何度も出てくる 銀行強盗のシーンが 頭をぐるぐる回ります。
    「アンタッチャブルも こんな感じだったよねええ。。。」
    「鉄格子が何ともいえないねええ。。。」


名前を書いて 簡単に新しいお札と交換してもらいました。

もっと居たかったけど
    「きっとあちこちカメラがあるよね」 と思い
    キョロキョロしたいところを 自然な仕草で押さえて出ました。


     face01 face01 ちょっと新鮮な体験でした face01 face01


   


Posted by 石津純江 at 00:00Comments(0)

2011年12月24日

小さなものがたり

その ”酔っ払い君” のお叫びは 遠くから聞こえていました。

歳の暮れということもあり
繁華街の大通りは 深夜でも まだまだタクシーなどが走っており
   急ぎ足で家路に向かう 複数の足音が 寒々と重なっていました。

大通りの向こう側で ”酔っ払い君”は お連れの男性にようよう支えられ
   ご自分の「思い」とは 逆の方向に動いてしまう自分の身体を
     どうにも出来ないでいる様子です。
さっきからずっと長いこと お連れさんは ほとほと手を焼いていて
   かといって ここで放り出して帰るわけにもいきません。

     「ドス~ン。。。」
     いよいよ 崩れ落ちました!

     そのとき! 

     いっぱいいっぱいの堪忍袋が プチ~ンと 音を立てて切れたのです!

スルっと その手を振り払い 知らん顔してそのまんま 
     お連れの彼は 歩を進めたのであります。



     「解るわよ あなたの気持ち!」

通りの向こうとこちらですが 何だか気になります。

     「どうするだろう?」   

およそ200Mほどは歩いたでしょうか 信号を一つ渡ったあたりで
   彼は突然 立ち止まったのです。

くるっときびすを返し 背筋をピンと伸ばしたあと 今来た道を   
   あの 寝転がっている ”酔っ払い君”のところへまっすぐに
      大股で歩いていきました。



     「あなたは素敵です!」


  icon151icon152  深夜の繁華街の 小さなものがたりでございました。  icon151icon152




  


Posted by 石津純江 at 01:21Comments(0)

2011年02月25日

命のニュース

ニュージーランドの大地震は ほんとうにショッキングなニュースでしたね。

世界の役に立ちたいと夢を抱き
  語学を学んでいた多くの若者が被災して こころが痛みます。

ようやく生還した19歳の青年は 高校時代にサッカー部のキャプテンだったとか。
12時間もガレキに押しつぶされて そして助け出されるには
  右足を切断しなくてなりませんでした。

手術の直後 ベッドの上で 彼はしっかりとインタビューに答えたのです。

    <足を切ってしまって。。どうですか?>

        「僕はラッキーです」

    <親御さんや友人には?>

        「生きています それだけ伝えて」


ひとつひとつの命を手繰り寄せようと 救助隊が 不眠不休でガレキの山にもぐりこむ 
    その同じ日に報じられた 二番目のニュースは 
          耳を覆いたくなるような 残忍な殺人事件でした。  



私の友人が アフガニスタンで長年にわたり医療活動を続けています。
死亡率の高い地域の子ども達が
  緑のある健全な環境の中で 腹いっぱい食べることの出来る世界を願って。

       http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

    
また別の友人は北海道にいて
霧多布湿原の自然を守る活動を こつこつと続けています。
  ”この自然を子どもたちにのこしたい”  それがみんなの願いです。

       http://www.kiritappu.or.jp/



未だ見つかってない仲間を思い 気丈にコメントを伝えた19歳の若者の未来は

      友達に囲まれて 夢がいっぱいあふれて 

           きらきらと輝く明るいものであって欲しいと

      いえ きっとそうであろうと わたしは確信します。



         face02     face02     face02     face02     face02


  


Posted by 石津純江 at 23:55Comments(0)

2011年01月31日

健康診断

健康には自信があるほうなんです
   でも 健康診断は受けておくと安心ですよね

そう思って 久しぶりに出掛けました


「そこに乗ってください」

   言われるまま 恐る恐るそっと乗りました
   新しい計器は どうも身長と体重が同時に計れるらしい
   

この数字に問題はないですか?」

   示された表を覗いて愕然となった私です

   な、なんと 身長が減って体重が増えてる!!!

   確かにわずかよ でもこのわずかが私にとっては大きな問題なのよ!

         それなのに 「うーん も、問題ないですう。。。」 


「え?! ほんとにこのお歳なんですかあ?  見えなあい~~!」

   ホントに感じのいい白衣の女性が   
   私の腕から血を抜きながら笑顔で言ってくれて 少し気を取り直した単純な私


順番どおりに済ませて 最後が胃の検査です
若い男性がさっきから事務的に同じ質問を繰り返しているのが聴こえていました

さて私の番

ええ~っと 妊娠は。。。 されてませんねっ

   (ちょっと待ったあっっ!!!)

   (ちゃんと目を見て質問してよ  その。。。の間は何? 勝手に決めるな!)

心で怒りながら 
   しかし 彼の その。。。の間が あんまり可笑しいもんだから

あの嫌なバリウム液を 
   別の意味で 口から吹き出しそうでございました



     face11   face11   face11   face11   face11





    



























   

      


Posted by 石津純江 at 18:14Comments(0)

2010年03月05日

オリンピックの感動

      バンクーバーオリンピック   icon96
        毎日テレビにくぎ付けになりましたね。

  これまでは そんなに関心のなかったスポーツも
  一つ一つが 熱くて 新鮮で 
  なぜ彼らが 自分の総てを集中させて命をかけるのか
    そのおもしろさが伝わります。

私などは どれもこれも皆~んな興味津々
  口先だけならいつでも評論家になれそうなくらいです。
  いや なってましたね 完全に(笑)


選手達が凱旋帰国 空港でのお出迎え
オリンピックが終わるたびに 毎回気になることがあるんです。

大勢のファンから 拍手の嵐の中
  メダリストだけがゆっくりとビクトリーロードを歩みます。

メダルを獲得した人はTV出演などの”お仕事”があるから
  便宜上いろんな特別扱いをされるのは やむを得ないとしましょう。
それなら メダリストを最後の”トリ”として
  他の選手を先に通し 彼らにもみんなの拍手をあげられないのか。

メダルを取らなかった人を
  まるで負け犬みたいに別の道から帰してしまわないで欲しい。

    私たちが夢をもらったのは メダリストからだけではありません。
    精一杯闘ったけど勝てなかった選手の
    あの清清しいコメントを聞いて心を打たれたじゃありませんか!

自分に出来ないことを彼らが頑張って
まるで自分自身がやってるように手に汗にぎったじゃありませんか!

来る日も来る日も 毎日毎日練習を重ねて 
自分の信念を貫いた選手達の顔はほんとに輝いて見えます。 
   みんなに 「感動をありがとう」 と言いたい。


     報道やら何やらの都合で
         選手の気持ちに関係なく作られるスケジュールよりも
     もっと大事なことを 子ども達に教えてあげられるチャンスなのに
         もったいないと思います。


  


Posted by 石津純江 at 02:34Comments(0)

2009年11月17日

100円のしあわせ

「コスモスがいっぱい咲いているよ」 
     
友人からの情報を得て 日曜日に見に行ってみたのです。

福岡の東の方 福岡インターの近くには
高速道路が勝手横暴な曲線を描く そのわずかな隙間に
変形を余儀なくされた田んぼが 尚もたくましく拡がっています。

教えてもらったように進むと その<コスモス畑>は 突然目の前に現れました。
その辺りの田んぼがみんなコスモスを植えているから
眼が届く範囲一帯に白から濃いピンクまで 濃淡のコスモスでいっぱいなのです。
     春を迎える前に 農家のみなさんから
        道行く私たちへプレゼントされたように感じました。

人々は畦道に車を駐めては三々五々
   感動しあったり お互いに写真を撮りあったりしています。


その畦道に 使い込んだ古~い木の樽が置いてあり 
新聞紙にくるんだコスモスが10本くらい立っているのに気が付きました。
  素朴な筆跡で「100円 樽の中に」 と書いてあります。

100円では申し訳ないほどのコスモスがいっぱいにギューと巻いてあります。

これは是非おすそ分けしなければと
        数束かかえてその足で 近くの友人に配りました。
季節のおすそ分けは お値段ではありません。  face11

その夜 我家はパッと華やかになりましたが  

皆も同じように感じたみたいで   
   
「薄ピンクのガラス製花瓶に
   カミさんが挿してくれた」

そういって 
  カメラの上手な友人が
  早速写真を送ってくれました。



わずか100円コスモス

私には あの 
<ゴッホのひまわり>よりも
素晴らしい芸術作品に思えます。


  


Posted by 石津純江 at 18:02Comments(0)

2009年11月05日

出逢い橋

博多の街の真ん中を 那珂川がゆったりと流れています。

  日が落ちてくると 粋なご人たちで大いに賑わう中洲の辺りには
  趣きあるベンチなどを配した幅広の橋がかかっていまして
  誰が命名したのか 名前を ”出逢い橋” といいます。

ある日の午後 私は急ぎ足でこの橋を歩いていたのです。

ふとすれ違った初老の紳士が
  歩きながら何度も私を振り返るので
最近 記憶力というものに自信をなくしてしまった私は
  きっと知人だと思って立ち止まりました。

  「あのう 私 どちらかでお目にかかりました?」 と苗字を名乗りました。

もしかして失礼があっては と気になったからです。


そうしたら
  「いえ あの 失礼しました 私はお目にかかっていません。
   
   ここが 出逢い橋 という名前だと聞いていたので。。。
   ああやはり ここは ”出逢い橋” だなと思って。。。」

と 穏やかにニコニコと しみじみ辺りを見渡しながら

   「どうか これからもお元気でいらしてください」

そういって 素敵な笑顔で 丁寧にお辞儀をなさるので

私も思わず   「ありがとうございます」

と 丁寧に頭を下げて  お互いはまたそれぞれの方向へ歩き始めたのです。


    いったいこれは何だったんだろう? 
    そしてあの方は どこの何方?
    何だか 元気をいただいたみたいで 不思議な思い。

まるで映画のような こんなにソフトな優しい”出逢い”
   やっぱり ”出逢い橋” ???


温かで そして不思議な ある午後のことでした。




  


Posted by 石津純江 at 19:03Comments(0)

2009年09月22日

ある集まりで

久しぶりに同じ歳の女友達が 数人集まりました。
  同窓会の 何やらお役目があるとのことです。

そちらのほうは どうにか片付いて
ついテーマは自然に 同じ同級生の中村哲医師が活動する
     「ペシャワール会」 の話になったんです。

多くのボランティアが支えています。
そしてその方々は口々に 手伝わせてもらえて幸せだといいます。


集まった中の一人が 
      「母がね 93歳なのよ
       しっかり頑張ってくれようけどね
       たまにね 私いつまで生きたらいいと? っていうのよね」
彼女は胸をつまらせます。

ひとは 誰かに必要とされていることを 実感できなかったら
  生きているのが辛いです。

会社を切盛りする彼女はとても忙しく 気になりながらも
  思いやりをなかなか伝えられない。
 
     あなたが居てくれるから私は頑張れる。
     あなたの存在が私を支えている。


   後期高齢とか何とか わざわざ名前は要らない
   これまで働いてきた先輩たちを 別の囲いに
           はじき出しては申し訳ない 

ふと そんな気がしました。

     icon118  icon118  icon118  icon118  icon118 


  


Posted by 石津純江 at 17:04Comments(0)

2009年09月07日

山登りと山歩き

山男と聞いただけで
  (確認もしないのに)爽やかなイメージを抱いてしまう単純な私です

今はいいオジサマになった友人達も
   時々計画しては 変わらぬ自然を満喫しているようです

相変わらずの男たちは
   ちょっとくらい馬鹿なこと言っても 爽やか~と思われてホントにお得

私も数年前から 山歩き を復活したんですよ
  若いころ登った地元の800Mくらいの山からスタートしたんですけど
  あのときは久しぶりで 大きなリュックいっぱいに
    (遭難したら。。)とあれやらこれやら詰め込んだところ
  見送る人たちから

     「ヒマラヤじゃないとよ!」 

  ひっくりかえるほど大笑いされたこと 思い出すたび赤面します



山はいいですよね  いつも迎え入れてくれます

山男たちにいつか訊いてみたいことがあって

    山登り と 山歩き

  何Mくらいから 「登る」 といったらいいのかな?
    恥ずかしくて いつも訊きそびれます
  
私なんか 親戚の墓参りにムチ打って上がるあの階段
   あれは絶対 「登る」 だと主張したい。。。

   icon122  icon122  icon122   icon122   icon122











  


Posted by 石津純江 at 16:54Comments(0)

2009年07月30日

いろんなオジサマ

中洲の下着屋 ある日のことです。

  「ちょっと見ていい?」
自動ドアが開いて 胸のバッヂがキラキラ輝く立派なスーツの紳士。

  「美術館じゃないよ」といっても仕方ないので 「えっ?」

  「すっ すっ 凄おいい~~い!!!」
こんな方は珍しいわけではありません。 感動は自由。

  「もういいじゃない。。。」 と相方がお迎えに。

オジサマは相方を無視したまま 
  「うわあ~! うわあ~!」 と一つずつ触ってみてから
  「ねえねえ こっ こっ こんなの売れるのお~?」 
      まるで取調べでもするように 大声で私に詰め寄る。

(このところの中洲は 水害には脅かされるし選挙は始まるし 大変なんだ。
    お姉さん怒らしたら怖いよ。。。)

  「ちょっと派手だけど みんなフツーですよ~。」 ニコッ。face07

その紳士の顔は 眉間の深いしわと 私を問い詰める眼が平行になって
    眉毛といっしょに縦になっておりました。

 そうして  「ウッソ~~~~~~~ッッッ!」

     ぶってやろうか!!!




つい最近 この蒸し暑さの中 天井のエアコンが故障しました。

お客さまに申し訳なくて スタッフは皆
  「申し訳ありません」 「ごめんね」 などといっては
祭りでもらったうちわでお客さまを仰いだりしておりました。

   「いいよ そんなことしなくても 大丈夫だよ」
   「君たちも大変だね」

汗を拭きながらお買い物を楽しまれ
おまけに帰り際 振り返っては
   「また来るよ」 なんていってくださるんですよ。

 icon142  中洲でいい時間を過ごすオジサマはやっぱり心が広いわっ!!! icon151






  


Posted by 石津純江 at 18:26Comments(0)

2009年07月28日

やさしい言葉

昔むかしの若いころ 手のひらのコインを数えながら
  「これだけしかない」 と思うと悲しくなるから
  「まだこれだけある」 と自分を奮い立たせたものです。

同じような経験をお持ちの方もあるのではないでしょうか。

冷蔵庫の野菜をみて
  「キャベツと玉ねぎしかないわ」 と思うより
  「キャベツと玉ねぎだったら 一品出来るわ」 と思えば
工夫する知恵が生まれてくるというものです。

「ある」 と 「ない」 では
  ひとの気持ちに大きな違いがありますよね。

  「高齢者は働くしか才能がない。。。」 
       といって攻撃を受けた人がありましたが
言いたいことがもっとあったでしょうに 
  うまく伝わらなかったんじゃないかと少し残念な思いがします。

  「高齢者とはいってもまだまだ能力は十分に蓄えてる
    この能力をそれぞれの分野で生かす場が必要。。。」 
  

こんな意味だったんでしょうか。

  「あなたにはこれしかない」 といわれるより
  「あなたにはこれがある」 といわれたほうが元気が出そうな気がします。

         icon65  icon65  icon65



  


Posted by 石津純江 at 11:34Comments(0)

2009年07月06日

優先席

バスに乗っていました。
私は椅子の端を掴みながら立っておりました。

ふと 斜め後ろの方から 声が響きます。

   「ああもう 危なかけん 代わってくれんね」
   「あたしゃ この柱に寄っかかるけん あんたこっちを持ちなさい」

娘さんと連れ立ってお出かけの 老婦人といったところでしょうか。

   「急停車します! とか云われるけんね」 
 
私の立っている前の席にいた若者がすぐに振り返り 
  立ちあがろうとしましたが
ちょっと混んでいて 声を掛けるには離れていました。

   「このごろは 若いモンが座るもんねえ!」 と声高。
        優先席のことでしょう。
   「お母さん! 指定席じゃないとよ!」     
          と 恥ずかしそうに娘さん。

そばのお席の人がどうも譲ったらしく

   「あらあっ! もう すみませ~ん! 
       もうすぐやけん 良かとにイイ~!」


その通り ほんとにすぐで 数秒座ったかと思うと 
  その方は次のバスストップで
  娘さんの腕を借りて ヨチヨチ歩きをしながら降りていくのです。


しかし 私は見てしまった!

バスを降りた途端にその老婦人は 私の母よりも足取り軽く
  しっかりと信号へ急がれるのでありました。


あのとき 席を譲ろうとしたあの若者の気持ち どうしてくれるのよ!
あんなに云わなくたって ひとは譲ってくれたんじゃない?!

   可愛くないのは誰よ!

   face02 今日は若者の味方をしてしまった私です。 face02


  


Posted by 石津純江 at 14:38Comments(0)

2009年07月03日

Tバック とティーバッグ?

ラジオはいつも何となく流しているだけで
  それに聴き入ることなど 普段はあんまりないんです

いつものように 何となくFMを聴いていたんですが

   「美味しいダシの素をみつけたんですよ!」

   ここはそんなに興味なかった

   「ああ 知ってる ティーバックの形してるヤツね」

   ここで耳がひとりでにラジオに向かっていったのです

<え? Tバックの形?>

下着屋の私の悲しい(?)習性か。。。。。

Tバックの形をしたダシの素とはつまり三角形?
どこから出すの?

しばし手を休めた私の頭の中を 店にあるTバックショーツのさまざまな形が
   カラフルにぐるぐると駆け回りました

    脇の部分が開け閉め出来るようになってる?
    まさか股の部分じゃないでしょう(それはあまりにも下品)
    ということは
      そうか お腹が開くんだな

    その会社どうしてそんなもの考えたんだろう?
    カラーは何色くらい?
    業界もいろいろ苦心するよね。。。お互いに。。。
    ダシとTバックと どう結びつけるのかな?
    ああ やっぱり中洲を意識してかな?
    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。?


数分後 ドンカンな私は ひとりで赤面することになるのです

    ティーバック じゃなくて ティーバッグ じゃないの!


初めからちゃんと発音してよねええええっ!!!!!!

誰かのせいにしてしまった  
  ラジオに文句言ってしまった 

  しっかりオバチャンしてしまった恥ずかし~い私でありましたface07 face07 face07


  


Posted by 石津純江 at 10:50Comments(0)

2009年04月15日

童謡はウルルン

子供のころに口ずさんだ 童謡 を あなたは覚えていますか?

 和尚さんと歌いましょう~出前歌説法 というのに行ってきました。

   南慧昭(えしょう)大和尚は大分市内にある勝光寺のご住職です。
   全国各地からのリクエストに応えて 自ら出掛けて行っては
   自作の歌や 懐かしい童謡などを みんなでいっしょに歌いながら
     いつのまにかお説法をやさしく伝えておられるのです。

           http://www.esho.jp/

自然をテーマにした 和尚自作の美しいメロディーをいくつか楽しんだあとには
     昔懐かしい童謡が数曲用意されていました。

   「さあ みんなで歌いましょう!  ハイ! いち・に・さん!」

   <いい歳をした オジチャンやオバチャン> の私たちは
     気恥ずかしくて 初めは何となく声がこもりがち。

ところが 徐々に周りから 本気の歌声が聴こえてくるのです。

        烏なぜ啼くの 烏は山に
       可愛い七つの 子があるからよ

       可愛い可愛いと 烏は啼くの
       可愛い可愛いと 啼くんだよ

       山の古巣へ いって見て御覧
       丸い眼をした いい子だよ   (七つの子)  


  声を出して歌っていたら 何故か ここで胸が熱くなってしまいました。


        志を はたして
       いつの日にか帰らん
       山はあおき 故郷
       水は清き 故郷   (ふるさと)


  もう駄目です。


              何時か来た丘 母さんと
             一緒に眺めた あの島よ
             今日もひとりで見ていると
             やさしい母さん 思われる  (みかんの花咲く丘)



ただ覚えたままに童謡を口ずさんでいた子供のころには まったく気づかなかったけど
年齢を重ねた今になって ようやく
    詩のひとつひとつに意味があること 想いがあること

    icon65 icon65  童謡は大人のものかもしれない 
                    と ウルルンしながらそう思いました。  icon65 icon65



  


Posted by 石津純江 at 12:59Comments(0)

2009年04月01日

マニュアル

ある土曜日の午後のことです

広い郵便局の中は ひと気も疎らで ガラ~ンとしておりました

切手などを販売するカウンターには 
   いつものように順番を待つ整理券発行機が置いてあり
さすがにこの日は その3台とも ”待つ人”を示す赤い数字が ”” を示していました


と そこへひとりの老婦人がゆっくりとカウンターに近づきました 

   「あの~ はがき。。。」  
 
      「はい、はがきをご購入ですか?」

   「は?」

      「はがきをゴコウニュウですか?」

   「ああ ええ はい。。。」

      「それでは先ず整理券をお取りになってそちらに掛けてお待ちください」

   「は? んん~もう そげんヤヤコシカなら もうよか!!!」


何か云ってあげようと思った私は
あまりにも不愉快そうな その方の表情を見て 遠慮してしまったのです


   誰もいなくて しかも そのはがきや切手を売ってるカウンターですぞ!
   習ったマニュアルと少しでも違ったら処刑されるのでしょうか?


先日も或る高校の卒業式で 
  未納があるからと 生徒に卒業証書を渡さないという出来事がありましたね
  知られていない事情はいろいろあるでしょうが
事前に大人たちが どうとでも出来たはずだと思うと 残念でなりません

   「これも教育の一環です!」 とのコメントには 言葉を失いました


    <情け> とか <おもいやり> は どこへ行ったのでしょう


 icon120 あのとき先生が頑張ってくれて 自分にもちゃんと卒業証書を渡してくれた icon120


心が痛んでいる生徒に  
  たったこれだけの こんな思い出さえあれば 
     きっとこの子の将来は いい色になる そして輝く


        そんなこと ふと感じた午後でした
            
         

      

  


Posted by 石津純江 at 16:25Comments(0)

2009年03月23日

自然を守ること

先日大分県の湯布院で
   野焼きの作業中に4名もの尊い命が失われました。

いつも遊びに行っては いっぱいの想い出をもらって帰る
  私の愛する湯布院で 大きな犠牲となられたことに胸が痛みます。


私たちは自分の都合のいいときにだけ 自然を求めて旅をして

   「やっぱり空気がいいねえ!。。。icon125
   「自然は裏切らないよねえ!。。。icon125」 
           などといっては

その自然が まるで当たり前のように いつもそこにあるものだと思い込んでいないかな?

私たちが その営みの大切さに気づかないで 勝手に汚して壊してしまっても
地元の人たちは 黙って一つずつ 面倒な世話をくり返し
  また次の季節には 同じ自然を迎えられるよう準備をしてくれるのでしょう。icon125

疲れた心と身体を癒してくれる あの大きな自然は
  守ってくれる人たちがあってこそ 今日もみずみずしい緑を見せてくれて
  そして私たちは ひととき幸せに浸れるのではないかと
     忘れないでいたいと思います。

      icon122  icon122  icon122  icon122  icon122</span>










     


Posted by 石津純江 at 00:30Comments(0)